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当日の様子はこちらから!
3月24日(火曜日)にマンハッタンの日本クラブにて、日本農林水産省主催による日本産農林水産物・食材の海外販路維持・拡大を目的とした、日本農林水産物・食品の品質の高さに焦点を当てた講演会及び試食会が開催されました。
前半に行われた講演会では、『日本食材の魅力〜日本を知り尽くしたTSUKIJI執筆者が語る〜』というタイトルで、ハーバード大学テオドル・ベスター教授が日本食文化の歴史、地域性、季節性、また日本消費者の食材に対する知識の高さについて講演をされました。
次にニューヨークの有名レストランオーナーのデイビッド・ブーレイ氏による『新鮮な食材の風味を最大限に生かすブーレイが見た日本食材』についての講演。ブーレイ氏の日本食との出会い、日本での経験等を織り交ぜて、日本食材について講演。
形式にとらわれないニューヨークのシェフは、料理のカテゴリーにこだわらず、フランスやイタリアのシェフよりもずいぶん前から 日本食材、日本食のテクニックを取り入れてきたと、ニューヨークが日本の食文化を真っ先に取り入れた先駆者的存在であると説明。
また、日本から参加のRadixの会事務局長 後藤和明氏による『世界に通じる日本のオーガニック食材』ということで、日本野菜の質の良さの理由、品質基準を保つためのラディッシュ・ボーイの取り組みなどを紹介。
最後に株式会社兵殖養殖事業部統括取締役 三宅 清氏氏が同社高品質のブリの養殖について、同社の養殖技術説明。『日本最大級のブリ養殖』についての説明となりました。
後半は、 ひじき、ユズ、みそ、昆布、醤油、みりん、酒など日本の食材を用いた料理のデモンストレーションが行われ、その後、各シェフの作った料理を試食。又、それらに加え、兵殖のブリやRadix社提供の蓮根、長いも、ごぼう、干し芋を試食。
シェフのクリエイティビティーと高品質の日本の食材が融合し、どれも素晴らしい料理ばかり。今回イベントに参加した アメリカ人メディア関係者も「どの料理も本当に美味しい」と、試食を楽しんでいました。
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1月23日(木曜日)、グラマシー「Wホテルズ・ユニオンスクエア」にて
ワインテイスティングとレクチャー「Navarra, Spain: Kingdom of
Flavors visits New York 2009」が開催されました。
今回のテイスティングは、ニューヨークとボストンにて展開された
「ナヴァラ ガストロノミック ウィーク」の一環で、スペイン・ナヴァラ州の
ワインと食文化のプロモーションを目的としています。
当日はナヴラ州5地区から、20ワインメーカーが参加、
選りすぐりのスペインワインが揃いました。
ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」や、
パンプローナの牛追い祭りでも名高いスペイン・ナヴァラ州は、
ピレネー山脈の麓、フランスとの国境バスク地方に位置します。
大西洋と地中海気候に育まれた葡萄・グレナッシュ。
グレナシュ・ロゼワインと言えば、ナヴァラ州のシグネチャワインとして
有名ですが、80年代以降はシャルドネやカヴェルネ、
メルロー等バラエティに富んだワインも登場。近年では
極甘口のアイスワインも。
中でも「Viedos del camino real」のアイスワイン
「Pluvia Rosa」は大変ユニーク。ロゼをシグネチャと
するナヴァラ州らしいグレナッシュから生まれた、
ロゼアイスワインです。綺麗な紅玉色のアイスワイン、
何とも優しく愛らしい甘さに包まれる一本です。
米国を始め、世界展開を更に押し進めるというナヴァラワイン。
日本のワインファンにも楽しんで貰いたい、と熱いメッセージも
受けました。今後より身近に楽しめるワインになる事でしょう。
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12/20(土)に「フォーレスト・ヒルズに美味しい日本食を食べに行こう!」と題し、2008年最後のペコペコ晩餐会がこのたびフォーレスト・ヒルズにオープンした「かつの」レストランで開催されました。
オーナーシェフの世尾氏は、ミッドタウンで人気のSEOレストランのオーナーシェフ。SEOの味がクィーンズで食べられるというのは朗報!とクィーンズ在住のSEOファンからは喜びの声が上がっています。
PECOPECO!晩餐会にレストランのグランド・オープニング祝い、また、メニューのお披露目も兼ね、なんと$25で9品が食べられるという驚きの内容に、当日は雪という悪天候の中、なんと35名の方が参加。オーナシェフ世尾氏が丹誠込めて作る9品に参加者全員舌鼓を打ちました!
晩餐会の最後にはお食事券があたるというお楽しみくじ引き大会もあり会場はおおいに盛り上がりました。
御参加いただきました皆様誠にありがとうございました。来年もペコペコ晩餐会で楽しいお食事会を開催できればと思います。
ちなみに当日のメニューは、下記の通りです。
トマト煮ひたし酢ゼリーがけ
冷やしかぼちゃ
大根うま煮
湯葉豆腐
エビの天ぷらサラダ
サーモンの味噌幽庵焼き
鶏の塩焼き レモンソース
寿司
冷やしそば
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12月1日(月曜日)、ミッドタウン「マンダリン オリエンタル ホテル」にて、ワインテイスティング「The Riesling Fellowship Symposium」が開催されました。
この米国初となる今回のテイスティングは、リースリングのプロモーションを目的とし、Wines of Germanyと近年米国にて結成されたInternational Riesling Foundation、Institute of Masters of Wine主催にて開催されました。当日はドイツはもとより、世界中からリースリングワインが結集。8カ国から60ワインメーカー選りすぐりのリースリングワインが揃いました。
リースリングは60%がドイツ生まれという、ドイツの代名詞とも言われる白ワイン用のぶどう品種。花をも思わせる強くエレガントな香りと、蜂蜜の様な芳醇な甘みが特徴とされますが、今回のテイスティングではとてもリースリングと思えないドライで爽やかなものから、アイスワインの様にとろりと極甘なものまで、様々なリースリングが揃いました。
近年米国での売り上げが伸びているというこのリースリング、参加者は新たなリースリングを発見しつつ、その更なる奥深さを堪能している様でした。
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11月20日(木曜日)、NJ,HOBOKENはレストラン「BRASS RAIL」にて、ウイスキーテイスティング「Glenfiddich Whisky tasting」が開催されました。
このテイスティングは、スコッチウイスキー「グレンフィディック」のプロモーションイベントで、前週開催されたNY市内ホテルでのテイスティングイベントを皮切りに数カ所で開催されるそうです。当日はBRASS RAILからフィンガーフードが用意され、グレンフィディックのブランド親善大使でもある Heather Greene氏によるレクチャーが開催されました。
レクチャーは15分程度。目の前には3種類のグレンフィディック。その後ろにそれを思わせる香りの「洋梨」、「蜂蜜」、「木屑」が並びます。フィディックと実際にそれを思わせる香りとを比較しつつ、味わいながら年数を当てるといった、ブラインドテイスティング・参加型のレクチャーでした。
一番明るい飴色のグレンフィディックは、フルーティ。洋梨の香りを思わせるさっぱりとした香りが特徴。飲み口も後味も大変すっきり。二番目の濃厚な蜂蜜色のグレンフィディックは、まさに蜂蜜の香りを思わせる、とても甘やか香りのスコッチ。最後の重厚な琥珀色のグレンフィディックは、ウッドノート。スパイシーな香りが漂いますが、その香りとは裏腹に甘く柔らく口に溶けて行きます。
芳醇なスコッチの香りにつつまれ、参加者は自分好みを見つけつつ、新しいグレンフィディックの世界を堪能している様でした。